2018年特別企画展第3弾「古沢岩美-裸婦美人画展」を開催(6/26~9/30) 。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2018-06-19
山本美術館では、2018年特別企画展第3弾として、「古沢岩美-裸婦美人画展」を6月26日(火)~9月30日(日)の期間開催し、幻想的な美人画13点を展示いたします。
古沢岩美(1912~2000年)は佐賀県三養基郡旭村(現鳥栖市)に生まれ、久留米商業学校を中退。1928年洋画家の岡田三郎助に師事し、本郷絵画研究所で洋画やデッサンを学びました。
その後、多くの画家たちと交流し、前衛美術を志向するようになり、戦後、日本アヴァンギャルド美術家クラブを結成。戦争体験をもとに美術文化協会展や日本国際美術展などに出品し超現実主義(シュールレアレスム)絵画の旗手として活躍しました。
卓越したデッサンで裸婦などを描く一方、版画もたくさん制作し、著書も多数著し、また“日本のダリ”とも呼ばれています。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
古沢岩美「花と女 牡丹」 | 古沢岩美「古沢岩美木版画集」 |
小﨑侃 ガラス絵「花十字」 | 十四代横石臥牛「ワインクーラー」 |