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京都国立博物館「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」

2015-12-11

樂美術館で琳派の祖である本阿弥光悦の作品を堪能した流れをそのままに、京都国立博物館で開催されていた特別企画展「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」を鑑賞しました。

琳派誕生の地である京都だから、観光した先の人たちやタクシーの運転手から「とても人気の特別企画展だから二時間待ちは当たり前ですよ」と聞いていたのですが、タイミング良く20分待ちで入館することが出来ました。

しかし展示室は人、人、人でいっぱい・・・。作品の前に三重にも四重にも人々が連なっています。流れに沿って鑑賞していくと帰りの飛行機に間に合わなくなるので、身長が高い利点を活かして、人の頭の上から作品を見るといった感じになりました。

残念ながら時間をかけて鑑賞することはできませんでしたが、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一といった琳派を代表する芸術家の多彩な作品に、束の間さらりと触れることができました。持ち帰った展覧会図録を今一度じっくり見て、琳派の世界をじっくり感じたいと思います。

京都旅行の終わりは京都国立博物館で締めくくりとなりました。(N)

 

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「RINRA」図録の表紙