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ジョギングの途中で

2016-02-12

冬場のジョギングは、通称「日向平道路」と呼ばれている北風が当たらなくて日が良く射す山間の農道を走っています。

先日、いつものコースを走っていると、珍しく若者たちの楽しそうな話し声や大きな笑い声が道の上の方から聞こえてきました。

ちょうどアップダウンの下の方を走っていたので、私の方からは彼らの姿は見えません。上と下の道路が交差する所まで上りきると、行く手にジャージ服を着た数人の高校生らしき男の子たちの姿が目に入りました。また、上の道からはお喋りしながら女の子たちや男のグループが何組か下りてきています。

前を歩いている男の子たちに追いつくと、皆が元気な声で挨拶してくれました。何処の生徒か尋ねると、隣町にある高校の生徒たちで、耐寒競歩大会で歩いている、とのことでした。天気が良くていいね、と言葉を返しながら追い越して行くと、高校生たちの先頭のグループは道を橘湾に向かって下ったはるか1㎞くらい先の国道に差しかかろうとしており、その後には何組かがまちまちに歩いているのが見られました。

時折冷たい風が吹く中でも、若い高校生たちの歩いている後ろ姿はみんな軽やかで楽しそうに弾んでいて、そんな光景を見ながら私も半世紀前の自分を重ね、頑張って走らないと(但し、マイペースで)、と爽やかな気分になりました。

 

(ネット画像より)

(ネット画像より) 10年後の姿か(?)