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今月の活け花

2016-02-18

2月最初の活け花は、ボケとアイリスとニュウサイランの三種活けでした。美術館のいつもの入口に飾って一週間、ボケはたくさんの花芽をつけ次々と咲いていますが、アイリスは蕾のまま開花する様子がありません。アイリスの青紫の花はとても美しいのに、今週は気温が低すぎるのだろうと残念に思っています。

そして今日の稽古では、啓翁桜の一種活けでした。開花時期が早い啓翁桜は、梅より遅く桃より早いこの時期に開花して、一足先に春心を感じさせてくれます。小さい花びらは蕾の時にはピンク色で、開花すると白っぽくなります。枝の曲り具合を見て役枝を決め、見事な一種活けになりました。ご来館の際にご覧下さい。(N)

 

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