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滝の観音

2008-11-22

現川焼きの窯跡を訪れた後、近くにある滝の観音(県指定名勝文化財)へと辿りました。

滝の観音は禅宗のお寺で正式名称は「長瀧山霊源院」と言います。入り口には伏樹門(ふしぎもん)という古樹が門になっていて、説明書にはどちらが根か判らず不思議門ともいい、説明札には「弘法大師の加持祈祷があるからこの門を100回くぐればどのような脳病もなおる。ゆえに不思議門とも言う」とありましたが、脳病持ちではないと信じている私は一回だけくぐりました。

そうして山門から境内と入り本堂へと続きます。境内には水害で割れてしまった鐘や苔がついた四天王が配置されてありました。ここら一帯は苔が覆っていたので少々不気味な感じがしましたが、本堂裏手の滝と周辺の紅葉はとても綺麗でした。

滝を前にして、心静かに秋の情景を存分に感じることが出来ました。

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伏樹門

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四天王

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滝の観音