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おふくろの仮通夜

2016-04-28

26日の夜8時半過ぎ、福岡県在住の妹から“おふくろ逝去”の報を受けて、家内と直ぐにおふくろの入院先の病院へ引取りに向いました。

前回4月初めにおふくろを訪問し、意識は既になくなっていたおふくろの耳元で、父亡き後に女手一人で私たち三兄妹を育ててくれた感謝の気持ちを精一杯伝え、覚悟を決めていたので、不思議に落ち着いていました。

私たちに一足遅れて到着した斎場の車とともに、日付が変わった3時には自宅へ5年ぶりのおふくろ帰宅でしたが、おふくろの休む場所は仏間の前でした。

27日午前には千々石町の浄土真宗本願寺派の専照寺さんに枕経を読んでいただき、自宅で仮通夜を行い、最後の約二ヶ月は全く食事を摂れずにやせ細ってしまいましたが眠っているような顔をしたおふくろの横に、家内と一緒に枕を並べました。

三人で同じ部屋で眠るのは、10年近く前に山口・萩方面へ旅行して以来でした。