山本美術館 > ブログ > ヒオウギの一種活け

ヒオウギの一種活け

2016-07-24

生花の長持ちしない季節、華道の花材も直ぐにダメになるので、先生は稽古の花材選びには気を使っておられるようです。

7月最後の稽古では、ヒオウギの一種活けを行いました。最近、自生しているヒオウギを見ることも少なくなりましたが、巫女が舞う時に持つ扇に似ていることから名前が付いたそうです。

5本のヒオウギを一枚の扇に見立てて挿していきますが、幹も葉もしっかりとした頑丈さです。しかし、オレンジ色の花は咲くと一日でしぼんでしまう儚さを持っていますが、このような一種活けもシンプルで綺麗です。(N)

 

IMG_1145z