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波佐見・有田へぶらり 。

2016-11-01

諫早市内で家内の所用を済ませて、ある画廊で開催中の「小崎侃ガラス絵展」を覘いた後、孫たちに熊本土産を届けたら丁度お出かけ前の準備中で、やむなくぶらりと陶芸の里・中尾山の「秋陶めぐり」に波佐見町へ足を延ばしました。

波佐見・有田方面へはいつも長崎高速道と西九州自動車道を利用するのですが、今回は初めて長崎高速道の東彼杵ICで一般道へ下りて川棚町経由で車を進めました。

波佐見町内に入ると既に山への登り口付近の駐車場は満車、また山までの道路は混雑の為交通規制があっていて、麓からの無料シャトルバス利用の案内がありました。その臨時のバス停にも長い人の列ができているのを車窓から見て、こんなに待ってまではと中尾山は諦めて有田町へ向いました。

途中で昼食をと思い有田ポーセリンパークに入りますが、ここも広い駐車場に何台もの大型観光バスが並んでいるのを見て素通りし、国道沿いの食事処を探しますが、いずれの駐車場も満車です。更に車を走らせながら頭に浮かんだのが、深川忠次の「チャイナ・オン・ザ・パーク」でした。

20年くらい前に一度覘いたことがありましたが、記憶もずいぶん薄れています。在る場所も忘れていたメインの「忠次館」では、深川家秘蔵のコレクションや、現代のしっとりと柔らかい色遣いの最新作品の数々に見入りました。1900年パリ万国博覧会で金賞を受賞した大花瓶「染錦金襴手丸紋鳳凰文様」の前では、特別に写真も撮って頂きました。

その後、園内のレストランでやっと遅い昼食にありつきましたが、注文した本日のお勧めランチは私の苦手なトリ肉が主体のもので、家内からは気の毒そうな目で見られ、私のと替えようかと優しく言ってくれましたが、内容をよく確かめないで頼んだ自分に少し腹立ちを覚えながら、美味しく(?) いただきました。

土曜日は熊本、その翌日は波佐見・有田へと二日続けての遠出となり、やや疲れがありましたが、楽しい時間でした。

 

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