新年最初の華道のお稽古は、万年青の一種活けでした。
年中青くて枯れることがなく千々孫々まで繁栄する意味のある万年青は、お祝い事や新年の花として活けます。
今回は十枚の葉と一つの赤い実を使い、池坊華道の活け方で立葉という一番若い葉を中心に、流葉という一番古い葉は右側に流れるように配置します。
万年青は毎年この時期に活けますが、万年青のように何年もかけて成長していく私の成長の証のような花材になっています。(N)