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桃の一種活け

2017-02-17

2月最初のいけばなのお稽古は桃の一種活けでした。

枝物の一種活けは古典的な活け方で、正風体や新風体の型より決まり事が厳しい型なのですが、枝ぶりを見て役枝の見当をつけ形を整える作業にも慣れてきました。

桃の花は、池坊華道では柳に準じて活けるのですらりとしたイメージに仕上げますが、最初に役枝を挿し、残りの枝で全体の形を埋めていき、花材は余すところなく使い切りました。

美術館の入口に飾った桃の花は、蕾をいっぱいに付けてこれから更にピンク色が増してきます。今朝は寒さも和らぎ、春が近くまで来ているようです。(N)

 

 

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