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小崎侃制作「ひな人形」

2009-02-06

日本では、季節を楽しみ四季の区切りに合わせた行事の習慣が古くからあります。季節は日々の移り変わりを感じさせ、日常生活にメリハリをつけ人々の気持ちを新たにさせてくれるものです。

先日の節分の日に我が家では、北北東を向いて「恵方巻き」を食べながら願い事をしましたが(実際は故事ではないようですが)、次の楽しみは桃の節句「ひな祭り」です。 ひな祭り、私の小さい頃は自分たちで作った紙のひな人形を飾り、その夜は着物を着てちょっぴりお洒落をして、家族で桃カステラを食べたり記念撮影をしたりしました。ただそれだけのことでしたが、女の子の行事として子供時代から姉妹で楽しみ、胸をときめかせていました。今の年代になり、懐かしく思いだしています。

今年は桃の節句を前に、小﨑侃先生制作の「ひな人形」の掛け軸や直筆画を美術館に展示(一部販売)しました。

家庭の中では、飾り段の華やかで煌びやかな「ひな人形」を飾るのが一般的でしょうが、時には場所を取らない掛け軸や画で楽しむもよいのではないでしょうか。

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