一冊の本
2017-05-07
先日の映画鑑賞の際、次の上映までにかなりの待ち時間があったので、同じ建物内にある書店を覗いてみました。
かつて、長崎で連続して起きた少年少女による衝撃的な殺人事件の新聞連載物が単行本化されたとの情報を得ていたので、早速、探して入手しました。
特に、第一章第3部の「佐世保児相の告発」は、身内の者が事件が起きる前にこの児相に勤めていたこともあって、新聞の連載時には真っ先に目を通し、色々と考えさせられていました。
映画の待ち時間に急ぎその部分を読み直してみて、その後の児相はどうなったのか、子どもたちを守るべき社会の現状は変わってきているのか等々考え、何か改めてやりきれない気持ちを覚えました。
そんな気持ちの中での映画鑑賞でした。が、(無責任なもので)観終わった後はもやもやした気持ちはすっかりどこかに飛んでしまっていて、その後、この近くに住んでいる長女宅へ届け物をしての帰宅でした。