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「愛のベルハウス」解体中

2017-10-03

今朝、庭周りの落ち葉拾いをしていた父が、“とうとうベルハウスの塔が無くなるよ”と言うので、西の方角にある愛のベルハウスを見ると一番高い大きな塔の上部が取り壊されていました。

昨年からだったと思いますが、美術館から国道を挟んで在る愛のベルハウスの建て替え工事が始まり、既に第一期工事は終わっています。

ベルハウスの教会風の建物は一際目を引き、愛野展望台のシンボルとして皆に親しまれてきました。建物内には売店やレストランがあり、私も子どもの頃には亡き叔母(父の妹)にたびたび食事に連れて行ってもらい、叔母との楽しかった思い出の場所の一つでもあります。

この地に引っ越した後も、海を望むとベルハウスのオレンジ色の屋根とトンガリ塔が目の前にあるのが当たり前の風景でした。しかし、父が学生の頃には今の建物があったというので、かれこれ半世紀50年は経っており、老朽化が進んでいたものと思われます。

毎日、大きなパワーショベルが建物を解体する姿が見え、また壊す音が聞こえてきています。ベルハウスのシンボルのトンガリ塔が取り壊され、少し寂しい気持ちがしています。(N)

 

   
 以前の様子  今朝の様子