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長崎市内へ

2018-01-05

三日の午後は家内と長崎市内へ出かけ、浜屋百貨店で開催されている「画業50周年 小﨑侃作品展」を鑑賞しました。

「山頭火」や「長崎叙情詩」シリーズの大小の木版画をはじめ、ガラス絵、掛け軸など約150点が展示されてあり、中でも、昭和53年から2年間長崎新聞に連載された「ふるさと人物伝」の挿絵の原画100点(プラス1点で、計101点)は初めて見ました。

この人物伝挿絵の木版画には私の古里・千々石町の「釧雲泉」や、かつて12年ほど住んだ地・諫早の「土橋貞恵翁」や昨年話題となった日本洋食の祖の「草野丈吉」など、当然長崎にゆかりのある人たちが取り上げてあり、興味が湧きました。

一通り見終わった後は、会場で合流した長女たち(長女、大学1年の孫娘、小1の孫息子の3人)と一緒に、同会場で行われたギタリストの山口修さんと妻のソプラノ歌手の純子さんのミニコンサートを楽しみました。

日頃、お世話になっている侃先生と修さんご夫妻に新年のご挨拶と長女を初めて紹介できて、また当美術館で開催中の岩田専太郎木版画展でも全挿絵入りの「鳴門秘帖」(上、下巻、昭和37年発行)の愛蔵本も展示しなけりゃと思ったりして、良いひと時となりました。