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初窯開き会

2018-01-09

先日、二年ぶりに臥牛窯の初窯開き会へ出かけました。

十四代横石臥牛の午郎さんをはじめ臥牛窯一家のみなさんや関係者の方々、大阪から来窯のSさんご夫妻、今年6月に結婚予定の彼女を同伴して兵庫県から来たA君とも新年の挨拶を交わすことができました。

いつものように、十四代のろくろ実演の見学と展示(即売)作品の鑑賞に身を乗り出し、午郎さん制作の今までにない形や絵付けの作品に熱中しました。とりわけ、お気に入りはラスター釉を使った新作のワインクーラーで、作品に付けられた値札を見ながら、頭の中で「買おうか、どうしょうか」と何度も迷いを繰り返し、最後はムーッと力を込めて買うことにした今年初めての一つの大きな決断でした。

また、会の終わりに行われた豪華臥牛賞品が当たるお年玉抽選会では、私が末広賞「白釉小皿」、家内が一等の臥牛賞「白釉刷毛目大皿」に当たり、“こいつは春から縁起が良い~! ”と啖呵を切りたくなるような「福」を頂きました。

でも、何か自分たちだけが福の独り占めみたいになってと思い、末広賞の福は兵庫のA君へお裾分けして、楽しい初窯開き会を終えて帰路についた次第です。

 

十四代のろくろ実演

初窯出しの大きな作品の前で

楽しい抽選会