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「富花」の作品

2007-11-29

「富本憲吉自刻木版画展」が27日より始まりました。今回は、13点の作品を展示していますが、憲吉が描いた静物、壺の文様、生物、近郊の写生などを眺めては一人悦に入っています。

陶芸に限らず、多分野にわたって表された富本憲吉の才能に改めて感動し、「人間国宝」さも有なんと納得しております。

富本憲吉には、「富泉」と言って本人が監修し、日常、誰もが比較的気軽に使用できるように作られたお皿、酒器、花瓶やコーヒー碗等のものもあります。近年は富本憲吉美術館が監修している「富花」と言った同様のものが、美術館や東京のデパートなどで販売されています。

当美術館にも、「富花」の作品を何点か特別展示コーナーの一角に展示しておりますので、ご来館の折にはご覧になってください。