20年眠りの本
2018-06-07
20年ほど前に買って積読していた一冊の単行本を手にしました。剣豪小説や歴史小説で知られ、先月亡くなった直木賞作家・津本 陽の「生を踏んで恐れず 高橋是清の生涯」です。
この本は出版された当時に入手していたのですが、その後、本棚で眠ったままになっていてほとんど読んだ記憶がなく、引っ越しや何度か行った本類の整理の際にも、「いつかは読むだろう、読まないと・・・」と思いながら、今日までそのままにしておいたものです。
何故20年もの長い間読まなかったのか、特別の理由はありません。本の背表紙は既に日に焼けて、薄黄色に色落ちしています。
いよいよ本格的となった梅雨のこの時期、20年の時を経て、読んでみましょう。