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有田と波佐見の陶器市へ

2009-05-04

ゴールデンウイークも後半に入った昨日、両親は有田・波佐見の陶器市へ出かけました。まずは、お世話になっている「臥牛窯」の窯元ギャラリーへ挨拶。臥牛先生やご家族の方々とのおしゃべりを楽しみにしており、臥牛先生は毎回柔らかいしなやかな手(数々の名作を創り出される黄金の手)で握手してくださいます。今年は、ギャラリー内でロクロの実演もされていたそうで、母は新作の一口こっぷと湯呑を購入したそうです。

臥牛窯では有田陶器市の開催中、有田のメイン通りに3店舗出店されています。両親は毎年、街中を散策しながら全ての店舗に顔出しするのを楽しみにしていますが、今回は波佐見町へ回るため有田の駅前店舗のみを訪問して、波佐見町の「焱龍窯」へ向いました。

波佐見の町から少し離れてのどかな景色がそのまま残る山中にある焱龍窯は、ギャラリーも昔の民家を利用されており、自然豊かな場所に溶け込んでいます。窯の訪問は初めてでしたが、窯元の吉野さんとは山口修・純子ご夫妻のご縁で面識がありました。焱龍窯作品展の応援演奏をされる山口ご夫妻の演奏を聴くことも楽しみに駆けつけましたが、残念ながら間に合わなかったそうです。父は記念にぐい呑みを一つ求めたとのことでした。

今日はちょうど昼時からの出かけとなったので、私がサンドイッチとおにぎりを準備して持たせました。両親は、「直希から無駄使いはするなと言うことかな」、「よく考えて買いなさいと言うことか」などと話しながら、車中で食べたそうです。

久しぶりに臥牛の窯元と、新しい窯元を訪問した両親は満足しての帰宅でした。

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臥牛先生(右)と父

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炎龍窯