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身内のオーダーに応えて

2019-03-19

福岡の叔母(父の妹)から、元職場の同僚から退職祝いに「花時計」を贈りたいのでと作製依頼がありました。叔母からは昨年度と同様にお願いしたいとのことで、赤色やピンクの明るい色の花時計を作り、宅急便で発送しました。

姉からは、小学2年生の子ども(甥)の終業式後に、クラスの保護者から担任の先生へ贈る品物を何かとのお願いです。子どものクラスは10名でしたが、途中で1名が他所へ転校して行き9名になったが、作る品物には10のお花を入れて欲しいとの希望です。予算などを考えながら、春らしい色の「ハーバリウム」を作り、先日墓参りに来た姉に渡しました。

妹からは、下の子ども(姪)の卒園式後の謝恩会に使う「テーブル装花」を10個お願いされました。と言っても、こちらは予算の関係で無料貸し出しで、と飾り付け係の妹の申し出です。これには苦笑しましたが、妹と可愛い姪のため小さくて愛らしいアレンジメントを作製し、昨日、甥と姪のお迎えに行ったので持参しました。

そのお迎えの後、妹宅に帰り夕飯作りをしながら姪に、‟卒園式に着る洋服を見せて”、‟小学校に持っていくお道具入れ等のバックはあるの”、‟春休みは何回愛野に遊びに来る?” などと話しかけていたら、姪が何だか元気が無くなってきたので、膝に抱っこしてあげたらとうとう泣き出してしまい、暫く泣いた後私の腕の中で眠ってしまいました。

妹が帰宅してその様子を伝えると、ここ最近、卒園する寂しさや新一年生になる不安があるようで少し精神的に不安定になっているとのことです。子どもながらにも、小さな胸を痛めているのだなと改めて感じた次第でした。(N)

 

     
        花時計   ハーバリウム         謝恩会装花