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百人一首遊び

2019-04-09

共働きの妹夫婦は年度末から年度初めにかけては毎年多忙で、子供たちの春休み期間中のお迎えや預かり等のSOS依頼が重なり、その度に両親と私が交代で面倒をみました。

休み期間中に甥姪は一晩愛野に泊まりましたが、事前に、甥がその時には百人一首をしたいとリクエストしたそうで、両親は私たち三姉妹が子どもの頃に使っていた百人一首のかるたを大切に保管していたので、それを父が取り出して準備しました。

初回は私が読み手になり、甥と姪の二人で競争しました。甥は何度か学童で経験していますが姪は初めてです。私も久しぶりの百人一首に忘れている句が多く懐かしみながら一緒に楽しみ、甥姪とも何とか読まれたかるたを探し当てて、一応、遊びの形になりました。その後私は仕事に戻りましたが、読み手を母に代わり、さらにお通夜へ出かけていた父が帰宅したところで姪が読み手になって、父、母、甥の三人で競争したそうです。姪は初めての読み手にも関わらず、私や母の読み方を真似してとても上手に読んだと聞きました。結果は甥が一番だったそうで、とても嬉しそうにしていたとのことです。

その甥は昨日から3年生、まだまだ可愛く幼いですが、お兄ちゃんらしく姪にいろいろ学校の事を教えています。体も大きく負けず嫌いの姪は明日から新1年生です。二人とも元気で楽しく頑張って欲しいと思います。(N)