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連休中に読んだ本

2019-05-07

平成天皇退位から令和天皇即位へと時代が動いた10連休も、あっという間に終わってしまいました。

この間、一冊の本「愛国者たちへ」(櫻井よしこ著 ダイヤモンド社発行)を読みました。

著者は、本のはじめに「御代替わりのいまこそ、決意せよ」で、「平成の御代が天皇の御退位によって完結し、新しい御代が始まる。御代替わりはきっとわが国に新しい可能性や希望をもたらしてくれることだろう。日本が、清新な風を巻き起こせるよう、力を合わせるときだ。御代替わりの舞台である2019(平成31)年現在の国際社会は大変化の真っ只中だ。約150年前の明治維新のときがそうであったように、わが国の在り方を根本的改革への道へと誘わずにはおかない国際政治の地殻変動が起きている。」と述べています。

本文の第1章から第6章に亘っては、日本の現状と日本を取り巻く激変緊迫した世界情勢を紹介し、これらに対する日本人の危機感の欠如を憂い、国とは何か、民族とは何か、一国を担うとはどういうことかを訴え、我々に喚起してあります。

いつもながら、どのページも、日本国、並びに日本人であることを深くふかく考えさせられる内容の本でした。

 

「愛国者たちへ」(櫻井よしこ著 ダイヤモンド社発行)