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台風一過。

2019-07-21

昨夜は一時的にザァーと叩きつける強い雨音に、何度となく目が覚めました。

昨日午前には台風5号の影響などで長崎県の五島列島と対馬には、一時、大雨特別警報が発令されるほどでしたが、幸い、ここあいの丘は時折強い雨風があるくらいで済みました。

先日から「平成記」(小沢榮太郎著 青林堂出版)を読み始めています。平成元年から31年までを1年毎に天皇陛下と皇后陛下がその年に詠まれた和歌(御製、御歌)を掲げ、次に1年間の国内外の出来事や世相などがまとめてあり、また「自分史」として一言書き込めるコーナーもある、平成の歴史がよく分かる500ページ近い厚さの本です。

これらを読みながら、大雑把に自分の平成時代を振り返ってみると、個人美術館の開館や可愛い孫たちの誕生など夢の実現や喜ばしい出来事があった反面、社会第一線からのリタイヤ、おふくろとの死別、道標となった恩師たちとの永久の別れ、予期せぬ手術体験などが頭に浮かび、イメージ的には楽しくないことが多かったような感じがします。

これから人生の最終期となる「令和」の時代を、日々楽しくどのように生きるか、真剣に考えながら読み進めたいと思います。

 

「平成記」(小川榮太郎著 青林堂出版)