山本美術館 > ブログ > 秋の気配の活け花

秋の気配の活け花

2019-08-21

年々酷くなる夏の暑さには大変さを感じていますが、8月終わりの活け花はツゲとパンパスグラスとケイトウの三種活けで早くも秋の気配がする花材が準備してありました。

つやつやと光る葉のツゲと、さやを剝いたばかりだというパンパスグラスは緑色を帯びていてフレッシュさを感じます。毛糸で編んだような形状をした赤色のケイトウの花は大きくて色鮮やかです。

活け花を定位置に飾って気分だけでも秋を感じたいと思いましたが、とにかく暑いです。早く涼しくなってほしいと願っています。(N)