平成21年度 市民講座「美術館へ行こう」第1回講座開催
2009-07-12
昨日の朝一番、土砂降りの中を韓国から長崎で日本語短期研修中の学生一行30名が来館されました。日本語の堪能な学生に通訳をお願いして約一時間、館内の展示作品の解説をしました。韓国の学生の皆さんにも、日本文化の華である浮世絵に興味を持っていただけたようでした。
午後からは、平成21年度市民講座『UNZEN』の「美術館へ行こう」第1回講座が開かれ、雲仙市内外からの参加者がありました。
今回は、浮世絵の発生から終結までの流れをその時代の代表的作品を観ながら解説と、特別企画展「広重が描いた長崎の風景版画展」の説明をしました。その後、ビデオで浮世絵の制作工程を観ていただき、最後に常設展示の広重・北斎・歌麿の浮世絵、小﨑侃作品や臥牛窯作品を鑑賞しながら2時間の講座を和気あいあいの中で終えました。
参加者は日本文化や浮世絵芸術に興味を持たれている方々ばかりで質問も鋭く、一人ひとり目を付けられるポイントが違うことに驚き感動しました。
講座終了後には、「良かった」「楽しかった」「分かりやすかった」「海外の美術館にも山本先生と一緒に行きたい」などの感想を頂き、このような機会が持てたことを嬉しく思いました。
韓国 嶺南理工大学 日本語短期研修生一行
市民講座
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