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I先生とH先生のご来館

2008-01-17

当美術館の構想、建築、開館や運営管理などあらゆる面でご指導いただいているI先生並びにH先生の両ご夫妻と、昨日、親しく挨拶歓談していただくことができてほっとしています。

お昼前に、美術館に寄ってくださった両先生ご夫妻は、共にお元気な様子で、美術館では開催中の「富本憲吉自刻木版画展」を観ていただきました。

特に、I先生ご夫妻とは2年ぶりのことで、こちらがバタバタしている内に一年一年があっという間に過ぎていき、すっかりご無沙汰しておりました。日本の建築界の重鎮であるI先生には、当美術館建築前に雑草が茂ったこの地を見てもらい「島原半島の入口で海が見えていい場所だ」との言葉をいただきました。開館式の時には「長崎の地にこういう個人美術館ができたことをたいへん嬉しく思います」と賞賛・激励していただき、どれほど励みになっているか、感謝に堪えません。

また、今回の木版画展にはI先生と大学が同窓のH先生のご夫妻にはたいへんお世話になっております。というのは、H先生の妹さんが富本憲吉の長男の故・壮吉さん(映画監督)の奥さんという間柄で、先生が所有されている富本憲吉関係の貴重な書籍や資料等をお借りしたり、戴いたり、またいろいろのお話を聞かせてもらったりしています。父はかなり以前に一度、H先生の長崎市内のご自宅で壮吉さんにはお目にかかったことがある。しかし、残念ながらその時は富本憲吉についてはほとんど知らなかったと話していました。

久しぶりに両先生ご夫妻のお顔に接し、私は勿論ですが、両親もたいへん楽しい時間を過ごさせてもらいました。

歓談中の様子 at アートサロンK

美術館で鑑賞中の様子

美術館の前で