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従弟の奇想天外な結婚披露宴

2009-08-20

先日、今月初めに結婚式を挙げたばかりの従弟が幸せいっぱいの笑顔とともに結婚報告に来てくれました。

展示中の広重「名所江戸百景 両国花火」の前で記念写真を撮って欲しい、と大変気に入った様子で、それにその写真は美術館に展示してくれと言い出すくらい親戚の中でもとても愉快でひょうきん者の従弟です。

彼らの結婚披露宴はとても奇想天外で、宴の最初から最後まで笑いっぱなしだったと出席した両親は言います。 まず、最初のお色直しで新郎新婦は上下お揃いのバスケットボールのジャージ姿で登場して踊り出し、出席者の度肝を抜きました。その後、キャンドルサービスの代わりに新郎がビールサーバーを背負って新婦と共に各テーブルに生ビールをサーブしていき、その際のグラスの返杯は新婦がゴクリと飲み干すという様子で、何とも頼もしい可愛いお顔のお嫁さんだったそうです。また、両親や参列者へ感謝の言葉を述べる時には、分厚い巻紙を歌舞伎役者のように見得を切ってパーッと投げて開き、その投げた巻紙をよく見れば逆さまで、紙にはミミズが這ったような線がぎっしりと書かれてあるだけで・・・、とにかく大爆笑の連続の結婚披露宴だったそうです。そして、宴の締めくくりは海辺に隣接した所の披露宴らしく、新郎新婦からのお礼の打ち上げ花火が上がりお開きになりました。

このような従弟ですが職業はしっかりと体育教諭、披露宴には彼の担当するクラスやクラブの教え子たちも大勢お祝いに駆けつけてくれ、感動の場面もあったそうです。

美術館に従弟が希望する写真は展示できませんが、ブログで二人の幸せを披露してあげますね。おめでとう!

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