山本美術館

夏が終わり

８月が終わります。

今年の暑く短い夏、私は遠出することなく美術館で過ごしておりました。

父は毎週末、美術館と自宅の庭の手入れに精を出し、おかげで庭木や生垣や芝生は恰好良く形成され、今これらの緑の色がより鮮やかに輝いています。　「お掃除おばさん」と自らを呼ぶ母はお盆休みの１０日間、美術館や自宅内外の掃除を頑張ってくれました。

そして昨夜、両親と共に２ヶ月に１度の展示換えを終えて８月の行事を締めくくりです。

外の雑木林からは秋の虫たちの合唱が聴こえてきて、季節の移ろいを確かなものと感じます。が、秋の季節は少し物悲しい気持ちにもなる時です。