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如月が過ぎようとしています。

2008-02-27

時の流れは早く2月も残り2日となり、このブログもちょっと油断すると一週間なんて瞬く間に過ぎていきます。

先月、今月と冷たく寒い気候が続いたせいか、当美術館の入館者は若干少なめでした。正月から始めている今回の浮世絵所蔵版画展では、初代広重、二代広重の雪景色の版画、地元・長崎に因んだ丸山や港、鯨捕りの版画、役者絵や美人画などを揃えました。常設展示では新年らしく、侃先生が雲仙岳、島原城、島原温泉の湧水、高千穂峡などをイメージして描かれた二曲一双の屏風絵を展示しています。

来館された方たちは、これらの作品をとても熱心に鑑賞してくださり、そういう時はこちらも思わず嬉しくなります。今後も、より一層、展示内容の充実を図っていかなければと、気持ちを引き締めています。