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プラハ国立歌劇場「アイーダ」観賞

2009-11-06

昨夜は妹の誘いを受けて、アルカスSASEBOで上演されたオペラ「アイーダ」を観賞し、一夜明けた今も余韻に浸っています。

今回の日本公演には、チェコから出演者、管弦楽、合唱団、バレエ団など総勢210名が来日し、九州では本県の佐世保のみの公演でした。

ヴェルディ作曲の「アイーダ」は、ファラオ時代のエジプトが舞台で、敵国エチオピアの王女アイーダとエジプトの将軍ラダメス、そしてエジプト王女アムネリスの3人が繰り広げる悲しい恋の物語です。 ヴェルディの重厚であるが親しみのある音楽、愛を高々と歌い上げるソプラノの歌声、エジプト的要素を取り入れた華麗なバレエなど全4幕からなるメリハリの利いたストーリー展開でした。特に第2幕・凱旋シーンで流れる凱旋行進曲とバレエは、一番の盛り上がりを見せました。

権力争いや祖国愛精神が絡み合いながらも一途に愛を貫くアイーダの心情に、強く心打たれたひと時でした。

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