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絵画が楽しいワインラベル

2009-11-08

美を視覚的、空間的に表現したものをアートといっていますが、商業的な目的でアートを活用した例が私の好きなワインの歴史の中にあります。

このブログでも紹介したフランス・ボルドー地区の5大シャトーの一つ「シャトー・ムートン・ロスチルド」のワインラベルは、ピカソ、ダリ、ミロ、シャガールという錚々たる巨匠が描きワインの華やかさが十分に表現されています。近年では英国のチャールズ皇太子の風景画のラベルも出ました。

今では世界中で絵画ワインラベルを見ることが出来ます。中でも、オーストラリアのルーウィン・エステート社のワイン「アートシリーズ」は、味も美味しくラベルが美しいアートなので、ワインの収集家かラベルの収集家か良く分からないファンがたくさん輩出しているようです。