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両親の中国旅行-(2)

2009-12-16

二日目は、早朝から寒山寺の見学です。ここは両親とも2回目で、特別に掛け軸等の展示室を案内してもらいましたが興味ある作品は見つからなかったようです。次にシルク工場見学を経て、江南の世界遺産の名園・留園を見学。以前、似たような造りの拙政園を見たことのある二人は、築山と太湖石、世界一大きな大理石板の衝立、男尊女卑が厳しかった時代に女性が絹(?) をはった枠物に描かれた絵を透かして、来客者や男性を見られるようになっている応接室の造りなどをよく見てきたと話しています。それから、虎丘の入口から中国のピサの斜塔と呼ばれる雲岩寺塔を背景に写真を撮り、水郷風情の山塘街の中を通り昼食会場へ。

小雨の中、午後からは無錫へ移動して琵琶湖の3倍の面積がある太湖をジャンク船で遊覧します。小1時間、湖のほんのとっかかりでの遊覧であったが湖の大きさを体験。その後、淡水真珠研究所の見学を済ませてバスで上海へ向かいます。上海ガニが付いた夕食を済ませた後、上海黄浦江のナイトクルージング(小1時間の)へ出かけました。小雨模様も何のその、船上から見る外灘と浦東両岸の建物群の煌びやかで豪華にライトアップされた夜景、高層ビル群やテレビ塔から降り注ぐような近未来的な光りの数々、これぞ上海です。何でも、昨夜の蘇州運河のライトアップが一晩300万円、ここ上海は500万円とか。お金の話はともかく、上海の夜の絶景クルーズを満喫しました。

1260924703_img147寒山寺の聴鐘石

1260924703_CIMG7466-1留園の一番高所から

1260924703_CIMG7492-1黄浦江ナイトクルージング船上からの夜景

1260924703_CIMG7475-1小雨に煙る太湖