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オランダ旅行記-(6) ミュージアム地区とアムステルダムの文化

2010-01-09

アムステルダム国立美術館やファン・ゴッホ美術館などのあるミュージアム地区の中央には小休憩ができる広々とした公園があり、その公園を取り囲むように市立近代美術館(改装の為閉館中)、コンセルトヘボウ(コンサートホール)が建っています。

このコンサートホールはヨーロッパ最高級の音響で知られ、ここを本拠地とする管弦楽団は世界三大オーケストラに数えられています。私の旅行の楽しみの一つは、現地の音楽を聴いたり芝居を観たりすることですが、今度の下調べではオペラやクラシックなどの公演は年末25日までとのことで、今回は残念ながら建物の外観を眺めただけでした。

オランダ全土はほぼ九州と同じ大きさで、首都アムステルダムの人口は70万余り。ロンドンやパリなどと比べれば小さな都市ですが、そこに大小合わせて60もの美術館・博物館があり、歴史的建造物を合わせると7000ヶ所の見所があるそうです。「自由の国、開かれた国」と言われるように、長く貿易で栄えた国だからこそ他国の文化も柔軟に吸収した上で融合させ、多彩な文化を発信しているように感じました。

また、ミュージアム地区のすぐ隣のP.Cホーフト通りの高級ブティック街を散策し、テレビ(?)撮影が行われていたお洒落なデザイナーズカフェで休憩しました。アムステルダムには本当に多くのカフェがあり、それぞれのお店が綺麗に花や絵を飾り付けていて、寒空の下でもテラス席で長々とお喋りしている人々をたくさん見かけました。カフェも一つの文化で、皆がお気に入りのお店を何件か持っているそうです。

1262997837_CIMG7583-1ミュージアム公園から見たコンセルトヘボウ

1262997837_DVC00036-1P.Cホーフト通り

1262997837_CIMG7586-1デザイナーズカフェの店内