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オランダ旅行記-(8) エルミタージュ美術館 アムステルダム別館

2010-01-12

この美術館は、ロシアのサンクト・ペテルスブルグにあるエルミタージュ美術館の別館として2009年6月にアムステルダムにオープンしたばかりの美術館です。

エルミタージュ美術館は世界三大美術館の一つにも数えられ、いつの日か訪れたいと強い憧れを持っていますが、今回宿泊したホテルのコンシェルジュに、アムステルダムに別館がオープンしたと教えていただき、ホテルで入館チケットを購入して出かけました。 オープンして半年近く経ちますが、2時間待ちは確実と言う入館チケット購入者の長い長い列ができていました。私はそのような人たちを傍目に隣の入口から入館できて得した気分になりました。

エルミタージュ美術館の300万点とも言われる膨大なコレクションの中から未公開作品をテーマ別に特別展示する予定だそうです。訪問時には、グランドオープンを記念した特別展として『ロシアの宮廷展』が開催されていました。皇帝を頂点とする19世紀のロシアの貴族社会から生まれた絢爛豪華な世界を伝える絵画、衣装、装飾品や家具など1800点を超える品々が展示されています。館内は鑑賞する多くの人々で溢れかえっていましたが、展示作品から19世紀の宮廷の生活を感じることができました。残念ながらまだ日本語のパンフレットやカタログは準備されてなくて、帰国した今、英語版のパンフレットを読み返しています。

1263255388_CIMG7590-1美術館の中庭

1263255388_DVC00041美術館の館内

1263255388_img187美術館パンフレットより

1263255388_img188同じく、美術館パンフレットより