オランダ旅行記-(13) デルフトへ
2010-01-18
デン・ハーグを後にし、次の目的地デルフトへ向いました。
ロッテルダム方面へ車で約15分、デルフトに到着です。ゴシックやルネッサンス様式の家々が建ち並び、細い運河が張り巡らされた緑の多いとても綺麗な街です。また、白地に藍色の絵付けを施したデルフト焼きが有名で、中国陶器や日本の伊万里焼きの影響を受け17世紀初め頃から制作が始まったそうです。デルフト焼きはシンプルで繊細な絵柄が特徴で、美しい藍色は「デルフトブルー」と呼ばれています。
デルフト陶器の窯元の一つ「王立ポーセレン・フレス社」を見学しました。ここでは、職人の絵付け実演を見たり、タイルや皿、花瓶や置物などの様々な作品を鑑賞できます。中でも、レンブラント生誕400周年を記念して作られた実寸大の大きさのタイル張りの『夜警』が目を引き、また、チューリップを1本ずつ挿す筒状の挿し口がいくつも付いた専用の花瓶などのオランダらしい作品がありました。
当日一日お世話になった運転手さんとの別れ際、旅の記念に靴型のミニチュア置物を頂戴しました。今、購入した小さな焼き物のベルと一緒に美術館受付に飾っています。
ラインスキー運河の東門(パンフレットより)
マルクト広場(中央は市庁舎)
王立ポーセレン・フレス社の中庭
デルフト焼きのベルと靴