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オランダ旅行記-(21)

2010-01-27

30日の16時過ぎ、帰国のためオランダ・スキポール空港へ到着。空港内には世界でも珍しく国立美術館の別館があり、無料で鑑賞できるようになっています。出発時間までを利用して今回最後の美術鑑賞です。また、出発ロビーでは小スペースを利用した絵画展が開催されており、自国の文化美術の発信を積極的に行っていることが窺えます。

空港19時、オランダとお別れです。日本まで11時間30分の飛行時間予定でしたが、45分遅れの31日午後15時15分成田空港へ到着しました。それから、羽田を経由し長崎空港に着いたのは夜も更けてからでした。

今回は日程の都合でアムステルダム3泊の短い旅行でしたが、ゴッホ・レンブラント・フェルメールというオランダが生んだ大巨匠たちの作品に直に触れることができ、今なお感動が続いております。そして、運河に囲まれたアムステルダムの街並みの美しさ、どこまでも続く平野にたたずむ風車などオランダの原風景に触れた実りある旅でした。また、日本とオランダの交流関係も断片的ではあるが自分の目で確かめられ、特に、長崎県は歴史的にもオランダと馴染み深い街であることを再認識させられました。関連して、私自身は特別何もできないが「ハウステンボス」の再建問題についても、何か考えさせられるものがありました。

名作を目にする感動、経験から生まれる感動を体験するため、今後も機会を作って未知の国々へ出かけたいと思います。

1264552393_CIMG7610-1アムステルダムの運河と街並み

1264552393_NONALNUM-32303039C7AF3132B7EE3236C6FCA1C13331C6FCA1CAA5A2A5E0A5B9A5C6A5EBA5C0A5E0A1CB3034302D31運河と橋