山本美術館 > ブログ > 開館4周年と「花と女」

開館4周年と「花と女」

2010-01-29

お蔭をもちまして、当美術館は本日29日で開館以来丸4年を経て5年目に入りました。友人や知人、並びに来館の皆様方にお祝いの言葉や電話をいただき、それに欠かさずお花を届けてくださる県外のファンの方々、本当にありがとうございます。これからも日本の伝統美術である木版画の魅力を存分に伝えていきたいと思います。どうか、今後も皆様の温かいご支援ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

開催中の特別企画展「古沢岩美展」では、1979年制作の「花と女」シリーズの木版画5点も展示紹介しています。古沢先生は「花」と「女」のモチーフを組み合わせた作品を数多く遺されていて、「女の美しさも花にたとえ、咲き誇る一瞬の生命を二次元の世界に封じ込めようと飽きもせず夜もすがらつづけている。」と語られています。

柔らかく繊細な描線と金彩を取り混ぜて優しい色彩に仕上げた作品は、女性美が香りとしても伝わってくるようです。皆様も、是非ご覧になってください。

1264732532_CIMG7976-14周年のお祝いに頂いたお花

1264732532_CIMG7169-1-6古沢岩美展より「花と女 牡丹」