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侃先生と「長崎まちなか龍馬館」

2010-02-06

侃先生が新しく制作した坂本龍馬像が長崎丸山公園に建立されたのを記念して、当美術館でも3月27日~4月11日の期間「小﨑侃特別作品展」を開催する予定です。先日、先生と打ち合わせのため長崎市内のご自宅へお邪魔しました。

アトリエの龍馬像の彫刻原型や龍馬を描いた新作版画などを鑑賞しながら打ち合わせを進めました。今回は龍馬に関連した新作版画、肉筆画、それに雲仙島原に関係した作品などを展示することにして、その後、新年会を兼ねた食事を摂りに浜の町へ出かけました。

食事の予約時間まで少し間があったので、今年1月2日に期間限定でオープンした観光通りの「長崎まちなか龍馬館」を覗いてみました。入館口から下りた地下1階が「長崎龍馬の道ミュージアム」になっていて、まず5分間の映像で龍馬が関係した長崎市内道がインデックス順に紹介されます。長崎県民の私たちには馴染みの深いスポットを、切り替えの早い映像で印象深くコンパクトに纏めてありました。この奥には、主にパネルと写真で龍馬や海援隊のメンバー、グラバーといった龍馬関連の人物や場所などを紹介してあり、また亀山社中の龍馬の間が一部再現され、清風亭コーナーでは当時の調度品などが展示されていました。

1階には物販・カフェコーナーがあり、龍馬関連グッズや長崎ゆかりの土産物が扱われています。土産物のお菓子の中には、侃先生が龍馬をデザインし老舗の「梅月堂」が作ったクッキーも販売されていました。シナモン味の素朴な味です。館全体には反復音楽が流されていて、館を出た後もしばらく音楽が耳から離れませんでした。

桜の季節の小﨑侃作品展をどうぞお楽しみに!

1265426823_CIMG8045-1長崎まちなか龍馬館の入口

1265426823_CIMG8046-1龍馬になって記念撮影!