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熊本から鹿児島へ-(2)

2010-05-02

2日目は先生の奥様の茉莉子先生からお誘いを受けて、先生方の部屋で朝のテレビ小説を一緒に楽しんでから朝食です。

9時30分にフロントで敷根から駆けつけて下さったアジア帆船史研究敷根準備室主任の佐藤道郎さんと合流して、福山町の「松下美術館」へ案内していただきました。

ここは父母が昨年11月に訪鹿した折、桜島観光の帰りに時間の都合で先生に場所だけ教えていただいた所で、思いがけず早い時期の訪問となりました。第1から第6まである美術館には、洋画、薩摩切子、薩摩焼き、中近東の出土品、日本画、掛け軸、民族のお面、などなどそれぞれの良いとこエキスが詰まった展示作品でいっぱいでした。個人美術館でも、松下美術館初代院長の収集力は驚嘆もので、私にも機会を作って一度見に行きなさいとの報告です。

次に向ったのは、母が大好きなお酢の工場で、松下美術館から近くの「坂元」でした。母はもうご満悦で、早速、昼食の食前酢のおかわりを所望しましたが、これは残念ながらやんわりとお断りだったとのことです。しかし、ここの店長のはからいで、特別に食後酢までご馳走になりました。

その後、先生から父が所蔵する山形海洋画「順風相送」のレプリカが飾ってある鹿児島県内でも有力な国分敷根の建設会社や、国分中央で文具店等を経営しながら町おこしの情報発信などに取組んでいる方等と名刺交換をさせていただいたそうです。

溝辺鹿児島空港ICを3時頃出発して、途中2回ほど小休憩。日が暮れる7時前の帰宅でした。鹿児島には松下美術館の他にもたくさんのユニークな個人美術館があるとのことで、早くも次の訪問を楽しみにしている両親です。

1272798716_CIMG9390-1松下美術館の入口の前で

1272798716_CIMG9395-1くろず情報館「壷畑」を背景に