山本美術館

上野彦馬 撮影局

日本初のプロカメラマン「上野彦馬」(1838－1094年)は、長崎市銀屋町に生まれました。 長崎医学伝習所で化学を学び、フランス人写真師のロッシュに写真術を習い、1862(文久2)年には長崎市の中島川沿いに「上野彦馬撮影局」を開業しました。 この撮影局には、坂本龍馬をはじめ、勝海舟や高杉晋作などの著名人が訪れ評判となったそうです。 また、彦馬は明治10年の西南戦争を写真報道したことでも有名です。

今年4月、上野彦馬撮影局跡近くに「撮影局」が復元されたと聞き、先日ちょっと見てきました。当美術館で開催中の小﨑侃作品展の「龍馬短冊絵シリーズ」にも、撮影局を描いた近代感かつ躍動感ある作品があります。ご覧になってください。

上野彦馬撮影局　復元跡地

小﨑 侃作「上野彦馬撮影局」