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平城京遷都1300年観光旅行(12)  終わりに

2010-05-26

元興寺で今回の旅行は終りです。飛行機出発までの時間を利用して、1300年の時を経て今に伝わる古都の街並みを散策しました。

平城京遷都1300年祭を機会に、いにしえの文化・芸術・歴史を体感したいと奈良を訪れました。奈良が「国のまほろば」と呼ばれていた平城京の時代、人々が集まり常に新しい物や情報が世界中からもたらされ、それらを吸収し独自にアレンジして、日本の礎を築き上げています。秘宝・秘仏を見て古事来歴に触れて、1300年前に造られた仏像や建築物の素晴らしさと、それらを守り続けてきた人々の歴史や自然が息づいていることに気付きました。

奈良の観光はどこにいっても宝物に出会うことができ、人生をどのように生きるかを見直す一つの場所になったようです。

1274849236_CIMG9485-1「東大寺 二月堂」から見える奈良市街地