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国指定重要無形文化財「長崎くんち」

2010-09-29

毎年10月7・8・9日に開催される日本三大祭りの一つ「長崎くんち」が近づき、地元のテレビ、ラジオや雑誌では特集が組まれて今年の踊町の紹介などがあっています。

国指定重要無形文化財の「長崎くんち」の歴史は古く、1634(寛永11)年遊女二人が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりと言われています。

現在は、長崎市内の59カ町を7つの組に分け、7年に一度奉納踊りを披露する当番の町・踊町が回ってくる仕組みになっていて、それぞれの踊町は工夫を凝らしたいろいろな出し物を神前に奉納します。

今年の踊町は、銅座町(南蛮船)、築町(御座船)、籠町(龍踊り)、馬町(本踊り) 、東濵町(竜宮船)、八坂町(川船)の6町で、メーン会場の諏訪神社や長崎市公会堂前広場、お旅所、八坂神社などで3日間にわたり夫々の奉納踊りが披露されます。

先日長崎市内へ出かけた時に、踊町の白熱した練習の声が聞えてきました。今、長崎市内は「くんち」を目前にして盛り上がっています。

1285738743_img4761285738743_CIMG0503-1平成22年度 長崎くんち手拭いセット