山本美術館 > ブログ > 釜山市内視察「龍頭山公園と釜山タワー」

釜山市内視察「龍頭山公園と釜山タワー」

2010-11-11

三日目の午前は釜山中心部にある「龍頭山公園」へ向かいました。韓国の伝統意匠である丹青模様が美しい鐘楼やカラフルな花時計などがあって、公園の中央には韓国の英雄・李舜臣将軍の大きな銅像が釜山港の方向を向いて雄々しく建てられています。朝鮮王朝後期には公園の敷地には倭館(草梁倭館1678年に開館)があり、その一帯は約500人以上の日本人が移住してきて貿易や外交を行い、公園周辺は日本人村のようだったとの説明を受けました。また、1876年の釜山開港後は日本人の居留地となっていたそうです。

また、ここには釜山市のシンボルである高さ118mの白い「釜山タワー」が建っています。 タワー頂上展望台からは釜山市内をぐるりと展望できて、目の前には釜山の海が眩いばかりにきらきらと輝いていました。天気の良い日には対岸の日本・対馬を見ることができるそうで、日本と韓国の“近さ”を直に感じ、釜山が海洋都市であることがよく分かりました。

1289437413_CIMG0893-1118mの釜山タワー

1289437413_CIMG0902-1釜山タワーからの眺め

1289437413_CIMG0897-1釜山タワーからの眺め