「長崎を知る77のキーワード」の本
2011-01-13
長崎に東京からUターンして丸5年。それまで長崎県に暮らしながら、関心の薄かった県内の歴史や文化などに仕事柄もあって自然と興味を持ち、私の生まれ育った長崎は世界に自慢できる素晴らしい街だ、と強く思うようになっています。
昨年10月に刊行された「長崎を知る77のキーワード」は、ナガサキベイデザインセンター・岡本一宣さんが選んだ77のキーワードから連なるエピソードや歴史を、素敵な写真や図解と共に分かりやすく紹介している一冊です。
トーマス・B.グラバーやシーボルトを始め福沢諭吉に川原慶賀などの人物、カステラやちゃんぽんに卓袱料理などの食べ物、長崎古版画にビードロや鼈甲などの美術品、興福寺や大浦天主堂などの文化遺産などが編纂してあります。それぞれのキーワードを紐解くと、そこには長崎の日本全国や世界中に連なる広い世界が見えてきます。
本の最後は、“きっと長崎が好きになる。もっと長崎が好きになる。”と締めくくられています。
「長崎を知るキーワード」
発行:社団法人ナガサキベイデザインセンター