山本美術館 > ブログ > 須加五々道美術館

須加五々道美術館

2011-01-31

長崎市南山手の伝統建造物群保存地区にある34棟の内、明治中期に建てられた木造2階建ての洋風住宅を利用して開館された「須加五々道美術館」。 この美術館の開館間もない頃に一度訪れたことがあります。

須加五々道(1913~2008年)さんは、「新日本画」と呼ばれる画法を確立した長崎出身の画家で、水墨画を基調に西洋美術の遠近法を融合させた独特の技法で、植物や風景を中心に多くの作品を制作されました。しなやかで繊細、そして情緒豊か、見るものを穏やかな気持ちにさせてくれます。

22年末には常設展示をリニューアルして紹介しています。皆様も是非お出かけ下さい。

1296441037_NONALNUM-BFDCB2C3B8DEA1B9C6BB