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映画「007」の作曲家「ジョン・バリー」

2011-02-10

父の影響で映画「007」シリーズが大好きな私は、今年の元旦にも数回目の観賞となる最新作「007/慰めの報酬」」(2008年)をDVDで楽しみました。 007シリーズは1962年から現在まで22作品が作られており、その内の特に人気が高い「ゴールドフィンガー」や「ロシアより愛をこめて」など11作品の主題曲を担当したのが、イギリス出身のゴールデングローブ賞とアカデミー賞を5回も受賞している名作曲家ジョン・バリー(1933~ 2011年)です。物語りをドラマティックに盛り上げる音楽は、私たちの心の奥深くまで響きいつまでも余韻が残ります。彼が今年の1月30日、77歳で死去したとのニュースを残念に聞きましたが、彼の作曲した音楽は映画とともに時を経てもなお親しまれることと思います。

映画「007」の製作会社であるMGMの経営難から次回作の製作は足踏み状態だったものの、今年に入ってシリーズ23作目の製作が決定し、ジェームズ・ボンド役はダニエル・クレイグが続投して、主題歌は奇抜なファッションで知られる「レディー・ガガ」にオファーがかかっているとかいないとか。公開はシリーズ50周年の節目となる来年11月を予定しているそうです。 今から待ち遠しい限りです。

1297307776_NONALNUM-A3B0A3B0A3B7「007/慰めの報酬」 DVDジャケット