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ナツツバキ

2011-06-04

美術館の入口前に植えている「ナツツバキ」が、先々週くらいから開花しました。

ナツツバキは別名シャラノキ(娑羅樹)とも呼ばれるツバキ科の落葉高木で、椿に似た小さな花がとても可憐です。花びらは薄く綿のような質感で、椿のようにいつの間にかぽとりと落ちてしまいますが、今年もたくさんの蕾をつけてまだまだ開花が始まったばかりです。

受付の窓越しに見るナツツバキは花びらが小さく葉っぱの中にもぐりこんでいて、遠目には花が咲いているのは分かりにくいのですが、幹は随分と大きく高くなり、青々と茂った葉は西日を遮る日除け代わりにもなっています。

開花が終わり梅雨明けになると、父の剪定が始まります。

1307179196_CIMG3023-1ナツツバキの花