山本美術館 > ブログ > 雲仙市の「花」と「木」

雲仙市の「花」と「木」

2011-06-08

雲仙市の花に選定されている「ミヤマキリシマ」は、長崎県の花でもあり、国の天然記念物に指定されています。

雲仙温泉街では雲仙つつじと呼ばれるように、雲仙地獄近辺から宝原や仁田峠などで群落を作り、5月中旬から下旬くらいまで雲仙各地をピンク色に染めます。

そしてミヤマキリシマのピンク色が終わると、雲仙市の木に選定されている「ヤマボウシ(山法師)」の花が新緑の山々を白色に彩り始めます。白い十字架型の花は6月中旬くらいが見頃との情報で、今からが旬です。秋になると紅葉し赤い実をつけます。

雲仙岳の麓に位置する雲仙市の自然豊かな環境を象徴する花と木は古くから親しまれ、これらの美しい状態を保つために関係者による人知れぬ努力がなされているそうです。

1307502379_img560-1仁田峠のミヤマキリシマ(雲仙市観光ガイドブックより抜粋)

1307502379_img560-1-2

ヤマボウシ(同)