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エタリイワシ(カタクチイワシ)

2011-06-10

昨日、父の同級生から新鮮な「エタリイワシ」を頂きました。 エタリイワシとは「カタクチイワシ」のことで、ここら近辺ではエタリと呼び、各地方によって様々な名前がついているそうです。

仕事から帰宅した母が、箱いっぱいのエタリイワシを次々とスピードよく指で捌いていきます。早速、刺身を酢味噌で食べましたが、味がしっかりしていて美味しいものでした。両親と私の3人には多すぎる量だったので、甘露煮と南蛮漬けにも調理しました。

美術館が面している橘ではエタリが豊富に漁獲され、これから旬を迎えるそうです。 雲仙市のスローフードにも認定されている「エタリの塩辛」は、エタリイワシを利用した保存食です。 しかし、この塩辛は独特の香りと味がありクセが強いので、私たち家族は敬遠しがちです。が、地元の好きな方々にはたまらない美味しさがあり、特に酒のつまみやご飯のお供として好まれています。

1307676256_CIMG3053-1新鮮なエタリイワシ