山本美術館 > ブログ > 茶道「夏らしい演出」

茶道「夏らしい演出」

2011-07-07

今日は七夕。

星に願いを寄せて、昨夜の茶道のお稽古は北斗七星を模った三光棗が使われ、葉蓋に洗茶巾で涼しさを演出したお点前でした。

葉蓋とは、水指の蓋の替わりに木の葉を蓋とするもので七夕の茶会によく用いられるそうです。蓋になる大きめの葉は、毒気や悪臭のない梶、桐、蓮、蕗などが使われるとのことですが、今回は芋の葉が準備されていて、葉の上に露を溜め置きさらに涼しさの演出をします。

洗茶巾は、7分目ほどに水を張った平茶碗に茶巾をたたまず垂らし沈めておき、点前座(客の前)で茶巾を持ち上げて水滴をたらして水音をたて、更に絞って水滴の音を立てて涼しさを醸し出します。

部屋の温度をエアコンで無理に下げるのではなく、目や耳に涼しげな道具や自然の植物を取り合わせて夏らしい清涼感を演出する茶の湯の教えを日常生活にも取り入れることができるといいな、と思いました。

1310013949_img568