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父の断捨離と私の決意

2011-08-06

最近「断捨離(だんしゃり)」という言葉を良く耳にしたり見たりします。これは、クラターコンサルタントのやましたひでこさんが提唱する生活術で、ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用して部屋の整理整頓と共に身軽で快適な人生を手に入れようという考えです。

私の家庭では父が整理上手なので、共有スペースはすっきりと片付き、父の書斎やクローゼットはいつ見ても乱れていることがありません。父の美術品や書籍に関する蒐集の品物はたくさんあるのですが、分類の仕方が上手いと言うことと、掃除の仕方を見ると不要なものを捨てる潔さがあるので何がどこにあるのか一目で分かり、持っているものが無くなったと探すことがありません。

私は父の蒐集癖や血液型は受け継いでいますが、どちらかというと物を捨てるのは苦手で、色んなものを飾りつける方が得意です。父のように要領を得た片付けはなかなかできていませんが、これからは少し見習って私なりの「断捨離」を目指してみようと思っています。